学校の宿題で、毎日出るもの。国語の教科書を読む音読と、足し算引き算の計算カード。これが息子を1番苦しめている宿題です。

苦しいと思う心理
特に計算カードが毎回大かんしゃくで苦労します。計算カードの宿題には今日の日付のとろこへ記入するものが何点かあります。
・足し算、引き算どちらをやったか
・何回やったか
・かかった時間
1人でやると答えをチラチラみてしまうし、そもそも1人で宿題に取り組むのは難しいため私が声掛けし一緒に行っています。では、なぜそんなにかんしゃくを起こすのだろうか。
計算カードでちょっと考えないといけないものでつまづいた時に怒りが爆発します。怒る理由をもう少し詳しく聞いてみると
・早く答えないといけないに違いない
・間違えたり遅いと誰かに笑われてしまう
・そんな自分が許せない
こんな理由が出てきました。
早く答える必要がないことも毎日伝えているし、誰かに笑われた経験もないのですが自分の中でこうあるべきだ!というものが確実にあるようです。これは計算カードに始まったことではなく、何事においてもこの感情が息子の挑戦を妨げている原因。そして自分で自分の首をしめるかのように、いつも苦しんでいます。大人になったらさらに苦しいだろうし生きにくいだろうな、、もっと生きやすいように考え方や感じ方が変わったらいいなというのが私の思い。
そうなれるよう、ことあるごとに一緒に考え色んなやり方を試してみていつか少しでも息子に中で何かいい方向に変化があればいいなと思います。
改善策
・タイムは計らない。
時間を本人の視界には入らないようにストップウォッチで測っていたのですが、もうそもそも計測はしないことに。視界には入っていないもののやはり時間を計られているという意識はあったようです。
・朝の学校に行く前にする
学校から帰ってくると疲れて機嫌が悪いことが多く、さらにイライラの沸点が低くなるのでできる限り疲れていなくて機嫌のいい時にする。
・イライラしそうになったらにぎにぎボール
怒りのぶつけどころを教えてあげることで、問題行動の防止に。計算カードに取り組む直前にイライラしたらボール握ろう!と確認してから始めます。うちでは100均で買ったものを使っていたのですが息子の力が強く何度も破れてしまい中に入っている粉が漏れ出てしまったので破れないものがおすすめです。
・やりたくなかったら休んでもいいことを伝える
どうしても気持ちが苦しい時、辞めるという選択もできるようにしない日も作る。
その後のリアルな現状
5月から計算カードが始り、この対策を取り組んだのが6月あたり。7月までは試行錯誤しながらほぼ毎日取り組めました。大かんしゃくを起こす日もありましたが、対策前よりかは少しマシになったかなという印象です。
しかし、夏休みに入って時間の過ごし方に変化ができたのとしなければいけない宿題がどっと増えたことで頑張ってた糸がプツッと切れたようにしない日が続きました。その名残りで2学期が始まってもやる気は起きず、ほとんど取り組めてない日々。私自身も1学期結構頑張ったし、間違えずにできてたからもうそんなにしなくていいかと思い何も言ってませんでした。
3日前にたまたま会話の中で、3+7は?と聞いたんですが。‥5?
できなくなっているんです、足し算。全くというわけではないけど、かなり時間もかかるようになっているし正解率も下がっている。やはりコツコツ継続することって大切なんだと思い知らされました。
今後の対策
再び計算カードやろう!と意気込むと必ずイヤ!という返事がかえってくることは目に見えてる。でもできたら毎日とは言わないけどコツコツ再開しなければ。なので次の対策は、
・生活の中に自然に取り入れる
息子はアイスが大好き。学校から帰ってくると自分へのご褒美として毎日アイスタイムがあります。そう、その時間を利用。アイスを食べている時に向かいに座って、おしゃべりの延長でポンポン問題を出します。息子はやむおえず答えるはめに。だけど大好きなアイスを食べているので機嫌は悪くはならず全部カード終えることができました。(強引すぎるかな笑?)
このアイス時間は今のことろ3日連続成功していますが、いつまでこの方法が続いてくれるかは分かりません。次なるときはテレビタイムの前とか、絵本タイムの前とか取り入れても機嫌が悪くならなさそうにタイミング見計らって続けたいと思います。
その時にあった方法をいろいろ試しにやってみて息子と一緒に見つけていけたらなと思います。
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